ベーレンライター出版社

1924年。アウグスブルクに創立、1927年以来カッセル、1944年以来バーゼル、1957年以来ロンドン、ニューヨークにも支社をもっている。創立者・持主はカルル・フェッテルレ博士（Karl Votterle）が共同経営に参加している。

出版種目は民謡、古い合唱、室内楽の出版、プロテスタント教会音楽、オルガン作品、オルガンの文献、音楽教育、音楽学を含み、1949年には世界最大の音楽辞典＜Die Musik in Geschichte und Gegenwart＞（通称MGG）の出版を開始した。

また全ドイツの音楽出版社が協力して勧めている＜ドイツ音楽の遺産　Das Erbe deutcher Musik＞では、J.ヴァルター、レヒナー、テレマン、グルックを担当している。その上、1954年以来バッハ、1955年以来モーツァルト、1956年以来ヘンデルとラッススの新板全集を刊行中で、シュッツ、社員の実用版全集、グラウプナーの選集を出版中である。

定期刊行物には＜Musik und Kirche＞＜Die Neue Schau＞＜Musica＞＜Die Musikforschung＞＜Spiel＞＜Fontes artis musicae＞<Acta musicologica>がある。